コロナ被害が日本を席巻しています。
飲食店、風営店、ホテル・旅館、観光地、どこもかしこも人が少なく、それらに従事する、または経営者の方達は大変辛い時期だと思います。
不動産市況はまだ微風、といった感じですが、きたるべき不況に備え銀行が融資を絞る中、注文住宅メーカー・建売業者は業績の悪化は避けることはできないでしょう。
弊社のビジネスモデルである「中古リフォーム再販事業」は、どちらかといえば「デフレビジネス」ですから、不況期に強く、個人的には不安は感じていません。しかし、不況によって、消費者の住宅購入の意識が余りにも薄くなりすぎると影響も出てくる可能性があります。
幸いなことに、弊社は年始から大変な数の物件問い合わせ、ご契約を頂き、4月の段階で今年一年間の売上・利益目標を達成するという、なんだかよく分からない忙しさを過ごすことが出来ました。
偏に、下記記事にも書いた通り、「少し我慢しなくてはいけない部分があるかわりに、綺麗にリフォームはされているし、かつ、とてつもなく安い」 といった物件を拡充し、それらの物件に非常に多くのお問合せを頂いたことがこの結果に結びついてきています。
今の時代は「住宅購入=夢」という意識も薄れ、「住宅=消耗品」という考え方の方も増えてきました。贅沢な注文住宅を購入して、多額の毎月支払いをするよりも、質素なリフォーム住宅を購入し、差額のお金で自分の趣味を十二分に満喫する。
趣味の多様化によって、このような考え方をする人・出来る人が増えてきたということだと感じています。
コロナの影響はまだまだ続きそうですし、そこから発生する不況も非常に不安を感じます。しかし、何が起ころうが、歯を食いしばって全てを乗り越えていくしか、我々に出来ることはありません。
コロナに負けずに、努力と、創意工夫と、そして日本全体でお互いに協力し合うという慈愛の精神で、この国難、いや世界難を乗り越えていきましょう。

ハウスメディアでは、今後も、多様化するニーズに応えられるよう、積極的に新しい視点・考え方に沿った商品を創り出していきます。
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