住宅ローン減税(控除)が延長!現行の10年から1~5年延長される予定
上記はニュース記事です。
表題の通り住宅ローン控除の現行年数が10年→11~15年程度となるようです。
理由としては消費税後の需給悪化に備えるためとのことで、不動産業界としては素晴らしいニュースですね。
で、私がこれ見て思ったのが「むしろ消費増税後に家を買ったほうが恩恵受けるんじゃね?」というものです。ということで計算してみました。
今回は消費税2%分のコストアップと住宅ローン控除が仮に13年に延長されると仮定して、3年分の控除分のコスト減で対比をさせます。
(建売の場合)
建売住宅の建物金額はおおよそ1000万前後、借り入れ金額2000万円を想定
消費税増税後のコスト増→1000万×2%=20万円
住宅ローン控除3年分 借り入れ11年目~13年目の残債金額の合計×1%
→(14,848,427+14,316,997+13,780,227)×0.01=429,456≒43万円
なんと消費税増税後に購入したほうが23万円安く済みます!!!w
(注文住宅の場合)
建物代金を2000万、借り入れ金額を3000万として計算
消費税増税後のコスト増→2000万×2%=40万円
住宅ローン控除3年分 借り入れ11年目~13年目の残債金額の合計×1%
→(22,272,574+21,475,419+20,670,259)×0.01=644,182≒64万円
あれれ~~~wwwやっぱり消費税増税後のほうが安いです!!!
あくまで住宅ローン控除が3年分延長される計算ですが、増税後の方が総コストが安くすむ計算となりました。仮にローン控除が2年延長で調整された場合は、増税分と控除での減税分が丁度相殺される程度になりそうです。
といったところで「増税前に買わないとやばいよやばいよ!」なんて出川ばりに営業かけてくる住宅メーカーの人には
「え?住宅ローン控除の延長がなされる場合は増税後に買ったほうがむしろお得なんじゃないですか?更に言えば、かけこみ需要時に土地や建物を高値掴みするよりも、閑散期に安くそれらを仕入れられれば控除うんぬん関係なしにコストを安くすることができません?」
って感じで牽制パンチを食らわせてやりましょう!w
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