注目サービスの終了「DMMおかん」 理由は「需要高すぎ」

個人的にとてもとても注目していたサービスである「DMMおかん」の終了がリリースされました。

サービス終了の家事代行「DMM Okan」 理由は「需要高すぎ」

共働き世代の増加、日本の命題である労働生産性向上の観点から、「家事代行」は確実に今後発達していく市場です。(というかこの分野が発達しなかったら日本終了くらいに思ってる)

ただし、現段階では日本人的観念である「家事は嫁の仕事、他人に頼るなんてもってのほか」という考えが根深く(特に地方は)、中々浸透していきませんね。

 

このDMMおかんは、個人間マッチングアプリで中間マージンを仲介業者に取られずに頼みたい人、家事代行をしたい人が稼げるシステムで、家事代行システムを更に進化させたものです。家事代行自体がまだまだ浸透していない段階でこのサービスを出せることがDMMの神髄ですね(私は国内最強企業だと思っています)

今回のサービス終了は家事代行をする人間(キャスト)の能力の均一化が取れないこと、そして、まだまだ家事代行が世の中に浸透していないことで家事代行のレベルを過剰に考えすぎている人からのクレームが発生していること、の2点と言われています。

要するに、このシステム出すのがちょっと早すぎましたねってことなんですが、もう少し家事代行の仕組み、理念、労働生産性への理解が進めば必ずこの分野は発達するし、そして行き着く先は仲介業者を排した個人間マッチングだと思っています。DMMおかんが無くなるのは残念ですが、この分野のウォッチングは続けていきたいと思います。

 

また「家事労働軽視」の考え方の改善、そして「決して無給ではないが、家事労働は低賃金労働である」という事実の2点が広く理解されることが、女性の社会進出、日本社会の生産性向上、家事代行という新規分野の発達に繋がると考えます。

いや~、ホント日本、これから良くなっていって欲しいです。

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